サンワのコラム

基礎化粧品・洗顔・枠練り石鹸の専門家、
サンワ・ウイングスがちょっとためになる豆知識をご紹介。

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「バチッ」だけじゃない静電気の影響

うだるような夏の暑さが和らぎ、「空気が秋っぽくなったな」と感じたのはついこの間だったはず。しかしいつの間にか、日暮れは早まり、朝晩は寒さを感じる季節へと変化してきました。半袖から薄手の長袖一枚で動ける気持ちよい秋は長くは続きませんね。あっという間に晩秋から冬になっていく気がします。さて冬と言えば「バチッ」とくる静電気に悩まされる季節でもあります。今回はこの静電気の影響を考えてみます。 乾燥肌は静電気を引き寄せてしまう 子供のころ下敷きを頭にこすりつけて、静

流行色を決めるのは誰?

メイクでもヘアカラーでもファッションでも、好きな色をまとうのが一番とはいいつつも、トレンドは気になりますよね。では、その「トレンドカラー」とは一体だれがいつ決めているのでしょうか。流行している色を調査して決めるものなのか、それとも流行させたい色を決めてマーケティングに活かすものなのか。今回はこの「流行色」の謎を解き明かしてみましょう。 トレンドカラーは2年前に決まる 色の流行は自然に発生するわけではありません。実は当該シーズンのおよそ2年前に国を代表するよ

不安定なビタミンCを安定化「ビタミンC誘導体」

ビタミンCはL-アスコルビン酸とも呼ばれる水溶性ビタミンの一種です。多くの哺乳類は体内でビタミンCを合成できますが、人やモルモットはビタミンCを生成できないため、食事から摂取する必要があります。ビタミンCは脂質代謝やホルモン生成に関わるほか、コラーゲン生成に欠かせません。美白、ニキビやシワ・たるみに効果があると言われるビタミンCは美しく健やかなお肌にとって非常に重要です。しかし実はビタミンCには不安定で分子構造が壊れやすい、肌に浸透しにくいという弱点があり

美容代にいくら使うのが妥当か

美しくありたいという願いは多くの人が持つ願望でしょう。その純粋な気持ちだけできれいになれると良いのですが、実際には美容院やエステ、ネイルサロンに通ったり化粧品を買ったりとある程度の予算が必要になります。では美容代に使うべき金額はどのくらいでしょうか。今回は美容代の予算について考えてみます。 美容代とは? 美容代にいくら使うか? これは難しい問題です。というのも、生活状況には個人差があり、収入も生活スタイルも、美容をどの程度優先したいかも千差万別です。月収が

知っているようでよく知らない「セラミド」の基礎知識

同じ年齢であっても肌の見た目が同じとは限りません。持って生まれた肌質やケアによってその見た目は大きく異なります。肌には個人差があるので、誰かと全く同じ肌になりたいという願いの実現は難しいでしょう。しかしケア次第では今よりも美しい見た目、健康な肌を目指すことはできます。キメが整い透明感あるみずみずしい肌となるためには、表皮の一番外側にある「角層」が整い潤っていなければなりません。今回はこの角層で重要な働きをする「セラミド」についておさらいしてみましょう。 角

カラーシャンプーで髪色長持ち

美容院で好みの髪色が実現するととても嬉しいものです。ただその場では完璧だと思った色味であっても、日を経るごとに退色してしまうことは避けられません。退色の過程も含めて楽しめれば一番ですが、できれば好みの髪色を長く保ちたいですよね。そこでおすすめなのがカラーシャンプーです。 髪に色素を補給 カラーシャンプーには一般的なシャンプーには含まれていない「染料」が含まれています。この染料の色素を髪に補給することで、ヘアカラーの色持ちがよくなります。カラーシャンプーを使

美肌の鍵は乳液にあり

保湿が美肌に重要であることは皆さんご承知のとおりです。ではその保湿のためにどんなスキンケアをしていますか。特に乾燥の気になる冬場は「高保湿」「しっとりタイプ」などの化粧水を使うようにしている人も多そうですね。お肌のコンディションは一定ではなく、本人の体調などの内的要因、季節や天候などの外的要因で日々変化しています。季節に合わせて化粧水のタイプを変えるのはとても理にかなっていると言えるでしょう。しかし化粧水を高保湿タイプに変えるだけでは、ひどい乾燥肌では不十

「冬季うつ」を知る

私たちの住む日本は四季の移り変わりが美しい地域です。気温の上下や植物の変化だけではなく、夜明けと日暮れの時刻の変化も四季の醍醐味ですね。ところがこの日照時間の変化は心身に大きな影響を及ぼします。秋深くなり冬になると、なんだか落ち込んでしまったり疲労がたまったりすることはありませんか。実はこれ、気のせいではなく「冬季うつ」「ウィンターブルー」「季節性感情障害」などと呼ばれる病気の症状なのです。 ポイントは屋外での日光浴 冬季うつは日照時間が短くなる晩秋に発症

冬におすすめの総合栄養食「鍋」の実力

暑い夏に汗をかきながら食べる鍋も乙なものですが、その真骨頂はやはり冬でしょう! 白菜や葉野菜、ネギや大根が旬を迎えて、手ごろな価格でおいしく食べられます。実はとても懐が深い鍋料理。今回はそんな「鍋」の実力に迫ります。 アレンジ自在という懐の深さ 鍋料理というと、どんな料理を思い浮かべますか。寄せ鍋や水炊き、ちゃんこにもつ鍋、鴨鍋、闇鍋とちょっと考えただけでもたくさん挙げられます。それだけでなく実はすき焼きやしゃぶしゃぶ、おでん、湯豆腐も鍋料理の一種です。さ

部分浴の知られざる効果②手浴・足浴

 お風呂はとても気持ちいいものですが、温泉宿での旅の一日でもない限り日に何度も入浴するのは現実的ではありません。そんなときには部分浴を試してみてはいかがでしょう。日常のふとした隙間時間に気軽に効果的にリラックスできるとしたら嬉しいですよね。手浴・足浴は服を着たまま手や足だけをお湯で温める部分浴です。手足を清潔に保つのはもちろんのこと、血行促進やリラックス効果などの全身への嬉しい効果が期待できます。 末端だからと侮るなかれ これから寒さが厳しい季節がやってき

部分浴の知られざる効果 ①腰浴・半身浴

夏の間はシャワー派でも、冬になると浴槽にお湯をはってつかり、しっかり温まりたくなりますよね。忙しい毎日の中、入浴の時間は貴重なリラックスタイムという人も多そうです。ただ、肩までつかる全身浴は心臓や肺にかなりの負担がかかるという一面もあります。体調がすぐれない時には全身浴を躊躇してしまうこともあるでしょう。そんなときにおすすめしたいのが、部分浴です。全身浴に比べて身体への負担が小さく、手軽に効果的にリラックスできる部分浴の楽しみ方をご紹介します。 部分浴でも