余ったシャンプー・コンディショナーは捨てずに有効活用しよう!

シャンプーとコンディショナーやトリートメントを同じシリーズで使っている場合、どちらかだけが先に終わってしまうことがありますよね。でも同じタイミングで使い終わらなくても大丈夫!
余ったシャンプーやコンディショナーには、別のところでしっかりと役立ってもらいましょう。そのまま排水溝に流すなんていうもったいなことは、しないでくださいね。

余ったシャンプー・コンディショナーの使い道

余ったシャンプーの使い道のうち、気軽に使えて有用なのは、浴室掃除の洗剤として使うことです。もともと皮脂などの汚れを落とす働きのあるシャンプーですから、浴室の皮脂やタンパク汚れをしっかりと落としてくれます。しかも素手で使えますし、香りも良いですね。
洗剤としては泡立ちが良すぎたり、すすぎが不十分だとぬめりが残ったりしますので、その点には注意しましょう。
毛髪を洗う、ということから考えると、洗濯用洗剤としても使えます。特にウールやファーなどの素材を手洗いする場合には、ぴったりです。すすぎ後にはコンディショナーをよく溶かして柔軟剤として使うと、なめらかな仕上がりかつ静電気・毛羽立ち防止効果もあります。カシミアやアルパカなどの天然の高級獣毛糸で編み物をする人は、作品が出来上がったあとの仕上げ洗いにシャンプーとコンディショナーを使うという話もあり、納得ですね。
ヘアケア製品にはシリコンが配合されているものも多いので、これを活かして鏡の曇り止めや窓の結露対策にも使えます。濡らしたタオルに少量のシャンプーやコンディショナーをつけて鏡や窓ガラスを拭きましょう。シリコンの作用で表面が薄くコーティングされ、曇り止め・結露防止効果が期待できます。車のフロントガラスなど、曇ってほしくないところに試してみる価値は十分ありそうです。
どれも洗髪するという本来の目的とは別の用途になりますので、使うにあたっては自己責任が求められることは忘れないでくださいね。

洗髪というミクロ視点から一歩引いて、「汚れを落とす洗浄剤」というマクロ視点でみれば、シャンプーを活用できる場面は多そうです。
本来ならば洗髪で使い切れるのが一番ですが、どうしても余ってしまうこともあるでしょう。そんなときこの活用術を思い出してみてくださいね。