クレオパトラまでさかのぼる?エステの歴史

人は美しいものに心動かされ、慰められます。だとすれば、自らも美しくありたいと思うのは当然のことかもしれませんね。
人々がどのようにして美を追求してきたのか。エステの歴史に絡めて、紐解いてみましょう。

エステサロンの登場まで

古くは紀元前3000~4000年にすでに女性が脱毛していた形跡があるのだそう。古代エジプトの女王で絶世の美女とされるクレオパトラも非常に美への関心が高かったようです。バラ風呂やロバのミルク風呂に入っていたというエピソードは有名ですね。
3世紀に入って作られたという古代ローマの共同浴場「テルマエ」のひとつ「カラカラ大浴場」には、肌をケアするトリートメント室まで備えられていたといいます。
このように紀元前から美は追及されてきましたが、身分の高い女性が奴隷や召使いに入浴の世話やメイク、ボディマッサージをさせるという形が一般的でした。庶民にまで「エステ」の概念が広がっていくのは、もう少し先の時代になります。

世界初のエステサロン

エステサロンの登場は1902年。オーストラリアでオープンした「ヘレナ・ルビンスタイン ビューティーサロン」が最初だと言われています。
日本で資生堂や花王が創業したのが1800年代後半ですので、世界初のエステサロンオープンはそれよりも後ということになります。エステサロンが思ったよりも歴史が浅いことに驚いてしまいますね。
この世界初のエステサロンは好評を博しました。顧客一人ひとりの肌質や状態を見た上でそれに合わせた施術や化粧品を選ぶというアイデアは当時としては非常に画期的だったのだそうです。サロンはロンドン、パリと次々と展開していきました。
同じころ、日本では理髪店や美容院で「美顔術」と呼ばれる施術が人気となりました。
この時代でも、施術を受けられるのはまだまだ一部の富裕層に限られていました。戦争を経て、ようやく庶民にも美を追求する心理的・経済的なゆとりが生まれる時代となります。

エステの発展

経済成長を遂げ人々の暮らしが豊かになってきた1970年代、日本のエステ業界は大きく発展します。余裕ある生活の余裕とは、美を追求する余裕だったのかもしれません。美しくなりたいと願う人々による需要により、全国各地にエステサロンがオープンしていきました。その内容も、顔だけではなく身体も含めたトリートメント、脱毛や痩身、リンパマッサージやアロマ、ツボ押しと多岐にわたります。
エステティシャンという職業が確立され、業界団体も設立されて、日本ならではの「エステティック」が進化してきました。

現在ではエステは若い女性だけのためのものではなく、男性やシニア向けのサロンも展開されています。美の定義は時代で異なりますが、美しくありたいという願いは、老若男女を問わない根源的な願いなのかもしれません。
コロナ禍で苦境に立たされたとも言えるエステサロンですが、さまざまな工夫を凝らし生き残りを図っています。今後も時代に合わせて進化し続けていくであろうエステ業界に期待したいですね。

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