カラーシャンプーで髪色長持ち

美容院で好みの髪色が実現するととても嬉しいものです。ただその場では完璧だと思った色味であっても、日を経るごとに退色してしまうことは避けられません。退色の過程も含めて楽しめれば一番ですが、できれば好みの髪色を長く保ちたいですよね。
そこでおすすめなのがカラーシャンプーです。

髪に色素を補給

カラーシャンプーには一般的なシャンプーには含まれていない「染料」が含まれています。この染料の色素を髪に補給することで、ヘアカラーの色持ちがよくなります。カラーシャンプーを使うことで、美容院で染めたときが頂点であとは退色していくのを残念に思うのではなく、髪色をコントロールしてきれいに保つことができるわけですね。
ヘアカラーの色味は、紫外線やドライヤー、アイロンなどで髪が傷んでキューティクルが剥がれていると抜けやすくなってしまいます。逆に言えばキューティクルにダメージがあることでカラーの染料が入りやすいとも言えますので、シャンプー時に少しずつ染めるのがとても効果的なのです。シャンプー後すぐにすすがず、3~5分放置してから洗い流すようにします。お湯が熱いと色が定着せず流れてしまいやすいので、ぬるめのお湯で流すようにしてくださいね。
カラーシャンプーはカラーコントロールに特化したシャンプーですので、ダメージケアは十分ではありません。髪の手触りなどを確認しつつ、カラーシャンプーの使用頻度を調整すると良いですね。3日に1回程度の使用でもカラーコントロール効果は十分期待できますので、ダメージケアとの両立を目指してみましょう。

目的に合わせて色を選ぶ

カラーシャンプーにはいくつかの色があり、髪色や目的に合わせて選ぶことでより効果を発揮します
パープルのカラーシャンプーは「ムラシャン」とも呼ばれ、ハイトーンのホワイト系、アッシュ系に使えば、黄色の補色である紫色で黄ばみを抑えてくれます。またシルバーのカラーシャンプーは赤みを消すのに効果的です。グレー・アッシュ・ブルー系に使うと色持ちを良くしてくれます。パープル、シルバーのカラーシャンプーで青系の色味を補うことで、クールでくすんだ外国人風ヘアカラーを長持ちさせることができます。
ブラウンのカラーシャンプーはブラウン系カラーにぴったりです。色落ちしてしまったブラウン系に使えば色味とツヤが復活。ブリーチした髪に使うときれいなミルクティーカラーをキープできます。
ピンクのカラーシャンプーはほかの色に比べて色の入り方が強くなっています。レッドやピンク系の色持ちを良くするほか、色落ちしてきたアッシュ系に使うとピンクアッシュになって素敵です。色落ちしていないアッシュ系では色味がきれいに出ない可能性があるので、退色が進んできたところで使用するようにしてください。

ヘアカラーした美容室で色やダメージ度合いに合わせたカラーシャンプーについて相談するのがおすすめです。地毛の色合いやカラーの入り方には個人差がありますので、素人がぴったりの製品選びをするのは難しいもの。信頼する美容師の選んでくれたものなら安心して使えますね。

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