靴のサイズが合わなくなる3つの原因と対処法

子供のころ靴を買う時に「すぐに大きくなるんだから少し大きめで買うのよ」と言われた覚えはありますか。足のためには、運動靴であればつま先から1センチほど余裕のあるサイズが適切だと言われています。しかし成長期真っ只中の子供の成長スピードは恐るべきもので、数か月でサイズアウトとなってしまうかもしれないと考えると少し大きめの靴を買うのは親の知恵だったのかなと思い出したことがありました。
大人になれば靴のサイズは変わらないので頻繁な買い替えは必要ないはず…ですが、実は大人になってからでも靴のサイズが合わなくなることがあります。今回はその原因と対処法を考えてみましょう。

体重の増減やむくみで靴のサイズも変わる

身体の成長が止まると、足の親指からかかとの長さも決まります。この長さは基本的には変化することはありません。
では大人になってから靴のサイズが変わってしまうことがあるのはなぜでしょうか。原因は3つ考えられます。
1つめは体重の増減による脂肪量の変化です。お腹や背中のように分かりやすくはありませんが、足首から下にも脂肪はついており、体重の増減に合わせて脂肪量も変化します。
2つめはむくみです。朝にはちょうどだった靴が夕方には少しきついのはむくみが原因のことが多いようです。気が付かないだけで、ふくらはぎだけではなく、実は足の裏から指先までむくんでいます。一晩寝ておさまればよいですが、長時間の立ち仕事やデスクワーク、運動不足や水分の過剰摂取、冷えなどでむくみが慢性化してしまうこともあります。
3つめは足裏のアーチ構造によるものです。本来足裏はアーチ構造となっていて、土踏まずはくっきりとへこんでいるはずですが、太ったり足底の筋肉が落ちたりするとこのアーチが崩れてしまうことがあります。アーチが低くなると足は縦にも横にも広がりますので、足のサイズは大きくなってしまうのです。
これらの原因は複合して起こることも少なくありません。5~10kgの体重変化で0.5~1cmほど靴のサイズが変わってしまうことも珍しくないのだとか。1cmサイズが変わってしまうと、靴の履き心地は快適と言えないどころか、そのまま履き続けられるかどうかというレベルになってしまいます。

サイズが合わなくなった靴の対処法

サイズが合わない靴は買い替えるのが根本解決ではありますが、履き続けたいお気に入りの靴もありますよね。そんなときは買い替える前に以下の対処法を試してみてはいかがでしょう。
靴ひもやストラップがあれば調整します。インソールの交換は靴が大きすぎる場合だけでなく靴がきつい場合にも効果的です。インソールを薄いものにしたり取り外したりするときつかった靴でも再び履けるようになる可能性があります。
シューズストレッチャーやシューズフィッターと呼ばれる靴を広げる器具も最近は手ごろな価格で購入できるようになりました。これらは靴の全体サイズを広げるだけでなく、左右のフィット感の差を調整するのにも使えます。

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