ナイトキャップが髪に良い3つの理由

ヘアケア効果が高いのに、今一つ日本では流行らないナイトキャップ。童話「赤ずきん」の中でオオカミがおばあさんに変装する際にかぶっていたアレがナイトキャップです。古い洋画や海外ドラマの中でも見かけたことがあるかもしれませんね。
「見た目が恥ずかしいかな」と感じる気持ちも分かりますが、それでもナイトキャップをおすすめしたい強い理由があります。
ナイトキャップが髪に良い3つの理由+αをご紹介します。

摩擦・乾燥・寝癖を防ぐ

一晩寝ている間にどのくらい寝返りを打っているか、ご存じですか。実は20~30回も寝返りを打つと言われています。体圧が1か所に集中しないよう身体の向きを調整するほか、動くことで血行を促進し体温を調節する重要な役割がありますので、寝返りは健康な体にとって必要不可欠です。しかし髪にとってみれば、寝返りのたびに枕と摩擦が起こります。まだ寝返りを打たない赤ちゃんの後頭部がハゲてしまうことがありますが、これは脱毛ではなく枕との摩擦で柔らかな髪が切れてしまうのが原因。それを考えると、毎日繰り返される枕と髪、あるいは髪同士の摩擦は無視できないと感じられますね。
ナイトキャップをかぶると、この摩擦を防止できます。表面に切れ毛が多い人にはぜひ試していただきたいですね。
また、濡れたままの髪で寝るのはNGという認識が広まり、ドライヤーで髪をしっかり乾かす人も増えてきました。これにより頭皮や髪が乾燥しすぎてしまうという弊害も起こりやすくなっています。毛先には洗い流さないトリートメントをつけても、頭皮の乾燥にまで気を配っている人はまだまだ少ない印象です。
ナイトキャップをかぶると、キャップ内は適度な湿度が保たれます。乾燥は湿疹やフケの原因となりますので、ナイトキャップで頭皮に良い環境を保てると嬉しいですね。
さらに、ナイトキャップをかぶることで寝癖を軽減することもできます。爆発するように広がったり、櫛も通らないほどに髪が絡み合ったりというひどい寝癖は防げるでしょう。ただ、前髪をオールバックにするようにかき上げた状態でかぶったり、長い髪を折りたたむようにして入れ込んだりすると、その癖はついてしまいますので上手にかぶる練習は必要になるかもしれません。

暑さ寒さ対策・寝具の汚れ防止にも

ナイトキャップが髪に良い理由をご紹介しましたが、おすすめしたい理由はそれだけではありません。
真冬の厳しい寒さでは、布団をかぶっている身体は温かくても頭が寒いことがありますよね。そんなときナイトキャップは防寒帽の役割も果たしてくれます。逆に夏の寝苦しい夜には、髪が汗ばんだ首筋や顔にまとわりつくのを防いでくれます。
寝る前に洗い流さないトリートメントをつける場合、ナイトキャップで覆うことで肌や寝具にトリートメント成分が付着するのを心配せず安心して眠れますね。
トリートメントをつけない場合でも、頭皮からの汗や皮脂で寝具が汚れるのを防止してくれます。

ナイトキャップは素朴な肌触りで安価なコットンのものも良いのですが、シルク素材のものは保湿力が高くおすすめです。
注意点は髪を乾かしてからかぶることと、こまめに洗うこと。寝具が汚れない代わりにナイトキャップがその汚れを引き受けているわけですから、できるだけこまめに洗濯して清潔を保ってくださいね。シルク素材の場合には洗濯機よりも手洗いがおすすめです。