毛穴の黒ずみにアプローチする②効果的なケア

①では毛穴の黒ずみの原因についてご紹介しました。続く②、今回は実践すべきケアについてです。何度も繰り返している通り、顔の皮膚は薄く大変デリケートなので誤ったケアをしてしまうと逆に黒ずみを悪化させてしまう可能性もあります。
効果的なケアを身に付けて、黒ずみにサヨナラできる日を楽しみに待ちましょう!

蒸しタオル、保湿、美白

前回角栓の正体ははがれ落ちきれなかった角質が毛穴にたまり固まったものだとお伝えしました。そう、固まっているので角質はとても硬いのです。
毛抜きや角栓パックで引き抜いたことのある人ならお馴染みでしょうが、角栓は硬くそして思いのほか長い。こんなものが肌に埋まっていたのか!?と驚くようなものが取れますよね。
そんなものを無理に毛穴から引き抜いて肌にいいわけがありません。角栓は取り除きたいものではありますが、そのために肌にダメージを与えてしまうと更に角栓を増やすことにもなってしまいます。
角栓をできるだけ負担なくするりと取り除くためにおすすめのケア方法は、蒸しタオルです。古典的な方法だと感じる方も多いかもしれませんが、皮脂を柔らかく溶かし毛穴を広げるためには、温めるのが一番。熱すぎてはこれまた肌にダメージとなりますので、二の腕の内側に当てられる程度の温度に冷まして使いましょう。ちなみに蒸しタオルは絞ったタオルを30秒から1分ほど電子レンジにかけるだけと簡単に準備できます。思っているよりも簡単で手軽なので、ぜひ取り入れてみてください。
1分ほど蒸しタオルを顔に乗せます。その際、蒸しタオルが冷めやすいので乾いたタオルを上に重ねると温度低下を防ぐことができます。
毛穴が閉じないうちに、クレンジングしましょう。オイルやクリーム、バームタイプのクレンジング剤を使用して、気になる毛穴のあたりにやさしくくるくると指で馴染ませます。油を制するには油、ということで蒸しタオルで温められ緩んだ角栓まわりの皮脂にクレンジングの油分を馴染ませれば、肌に負担をかけずにするりと角栓を取り除けるわけです。
一度にすべての角栓を除去するのは不可能なので、クレンジングに時間をかけすぎないよう注意してください。長時間のクレンジングは肌への負担となってしまいます。
洗顔についても決してゴシゴシこすらず、濃密な泡を顔に広げ転がす意識で行いましょう。毛穴の汚れを取ろうとこすってしまうと肌にダメージを与え、メラニンが過剰に作られて更なる黒ずみの原因ともなってしまいます。しっかりすすいで、タオルで顔を拭くときも決してこすらず優しく押し当てるようにしてください。
そのあとのケアも大変重要です。角栓を取り除くことと新たな角栓を作らせないことの両方を満たさなければ、いつまでもいたちごっこ。角栓や過剰なメラニンを作らせない予防のケアを意識しましょう。
そのためには何といっても保湿が重要となります。基本に戻ってきましたね。結局、ケアの土台は保湿なのです。逆に言えば保湿がうまくいっていれば、たいていの肌トラブルを回避できると言えるかもしれません。
保湿というと水分補給をイメージしがちですが、化粧水だけではせっかく補った水分が蒸発してしまいます。クリームで蓋をしてようやく化粧水の効果が発揮されると考えましょう。皮脂が多く出るからクリームはつけないという人も多いかもしれませんが、それは逆です。クリームの油分がないので肌に油分を補おうとどんどん皮脂が分泌されてしまうということを理解して、皮脂の気になる部分にも油分を補ってください。べたつきが苦手な場合には量を減らしたり軽めのテクスチャに変えたりするなど工夫してみましょう。
ターンオーバーが正常化すれば毛穴の色素沈着もやがて薄くなっていくはずですが、美白効果のある化粧品を使って攻めのケアをすると効果的です。

書くと長くなってしまいましたが、まとめると蒸しタオル、油分多めのクレンジング、丁寧な保湿と油分での蓋、美白ということですね。
肌が発するかすかな声に耳を傾け対話する気持ちで、自分の肌と向き合い慈しむ。スキンケアはコロナ禍でささくれがちな心もほぐしてくれる、癒しの時間です。早急な結果を追い求めず、まずはリラックスして気持ちいいお手入れ時間を過ごしてみてください。