スキンケアと家庭学習の共通点

あわただしい毎日、おつかれさまです。鏡に映る自分の顔をじっくりと見る時間をとるのはなかなか難しいですが、たまにはいかがですか。
洗面所の鏡で遠目に見るのではなく、ぜひ明るいところで手鏡をのぞき込んでみてください。
どうでしょう。普段雑誌やテレビ、ネット上で目にする肌の写真は、プロが全身全霊をかけて入念に手入れした結果ともいえるもの。それに比べると、粗が多く見劣りします。それはもちろん当然です。
それでも、少しでもきれいになりたいというその気持ちは大事にしましょう。千里の道も一歩から。歩き始めなければ永遠にゴールには近づきません。走ってもゆっくり歩いても、途中で道端の花に足を止めても遠回りしてもいいので、少しずつ足を進めるしかないのです。

継続は力なり

肌は正直ですので、手入れをさぼればそれなりですし、手入れを頑張れば結果が見えます。ただし、長期戦です。日頃のケアは一朝一夕に目に見える結果が出るわけではないので、まるで学生時代の勉強のようですよね。
やる気に満ち溢れて集中して取り組める日もあれば、面倒で気が進まない日もあります。それでも学力向上を目指して、どうにか取り組んでいく。やっていることは単語帳だったり計算問題だったりで、今日5時間頑張ったから明日学力爆上がり、なんてことはありません。やみくもに時間をかけるだけでは効果的とは言えず、自分に合った参考書や問題集に沿って進めていくのが効率的なところもスキンケアと似ています。
やらないことには成績は上がらないので、地道に継続した覚えを持つ人も多いことでしょう。同じくらい、成績が上がらなくても死ぬわけではないし、と自分との戦いに勝てずこつこつと家庭学習を積み上げられなかった人もいるかもしれません。
継続は力なり、とはよく言ったものです。続けることは本当に重要で、そして大人になった私たちがそれがいかに難しいかをよく知っています。ストイックにハードルを上げる必要はありません。たまにさぼってしまっても、翌日また始めれば大丈夫です。緩く続けていく、そんな意識でぜひ楽しんでスキンケアに取り組んでみてください。

楽しんで取り組む。その意味ではあまり良い思い出がない人が多そうな家庭学習よりも、部活や趣味の芸事のイメージを持っても良いかもしれませんね。やればやっただけ上達し、加えて楽しんで取り組む人ほど成果が出るという点はまさに美容技術につながるものがあります。
「美容が趣味です」そんな自己紹介がもっとメジャーになるといいですね。美しくなりたいというその気持ちに蓋をせず、ぜひのびのびと育んでいきましょう。