マスク映えするアイメイクのコツ

マスク生活が始まって早いもので1年が過ぎました。この先いつマスクなし生活に戻れるかは分かりません。もしかしたら、今後数年はマスク生活が続きそうな気配もあります。
マスクが必須となったことで、メイクも変わってきています。
顔の下半分が見えないわけですから、重要になるのはやはり目元です。ほんの少しの表情の変化も見逃すまいと、自然と目元に視線が集まりますよね。
そこで今回はマスク時代のアイメイクのコツについて考えてみましょう。

長めのアイラインで目を大きく見せる

マスクなしの顔とマスクありの顔を見比べたとき、どちらが美人に見えると思いますか。
じつはマスクありの顔を美人だと感じる人が多いのだそうです。というのも、マスクに隠れた部分を自分好みに想像するからなのだとか。
そうなるとますます重要なのはアイメイクです。
マスクがない場合には、顔全体のバランスを見ながらアイメイクするのがセオリーでしたが、マスク映えメイクで意識するべきはシンメトリー(対称性)。人間は左右対称のものを美しいと感じるようにできているので、できるだけ左右対称を目指します。
もちろん顔が左右対称なんていう人はいませんので、まずは自分の顔をじっくり見て差がどこにあるのかを把握するところから始めましょう。違いが分かれば、それを埋めるようなメイクをすればいいわけですから、どちらかと言えば自分の顔を把握することのほうが重要かもしれません。
マスクは色のついたものを使うこともあるかもしれませんが、圧倒的に多いのは白い不織布マスクでしょう。白いマスクが顔の下半分を覆うと、白と肌色のコントラストで肌色部分が暗く見えてしまいます。いつもよりトーンアップした明るいメイクを意識すると良いですね。
また血色を感じられる頬や唇が見えなくなるので、目元で血色感を補いたいところです。ベージュよりももう少し赤みのある、オレンジやコーラルといった色がおすすめになります。
そして最後に大事なのが、マスクの横幅に負けない目の幅を感じさせること。これまでアイラインを引いていなかった人も、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。ただ真っ黒のアイライナーでは強すぎるので、ブラウン、または思い切ってカラーライナーも素敵ですね。目尻側はいつもよりも3ミリ程度長くラインを引くと驚くほど目が大きく見え、マスクとのバランスが良くなります。
アイラインが整ったら、それに合わせてほんの少し眉尻を書き足せば完成です。

もちろん顔はそれぞれに個性がありますので、万人に合うメイク術というものは存在しません。ただいつもと同じルーティーンでするメイクと、目的を意識してするメイクでは、仕上がりに差が出るのも事実です。
上述したコツも一例にすぎませんので、あなたを輝かせる「マスク映えメイク」を求めて、いろいろなメイク法に挑戦してみてくださいね。