スペシャルケアじゃもったいない?シートパックをもっと活用しよう

スキンケアにシートパックを取り入れたことはありますか。夜に行えば翌朝の肌は手触りが変わる、ハリとツヤが目に見えて変わるという人もいるくらい、人気のアイテムです。
目的とする効果も保湿、エイジングケア、美白ケアなど豊富なので年齢を問わずすべての女性に、さらに言えば男性にもぜひ取り入れてもらいたいシートパック。いざという時だけのスペシャルケアにしておくのはもったいないですよ。
今回はそんなシートパックについてご紹介します。

シートパックの効果を最大限引き出すコツ

シートパックと一口に言っても千差万別です。自分の肌タイプや悩み、目的とする効果、予算などに適したものを選ぶようにしましょう。
一般的にはクレンジング、洗顔ののち化粧水で肌を整えたあとに使用します。美容液を使用する場合には、パック中に美容液が肌に浸透しますので先に美容液を馴染ませておくと良いですね。シートパックの種類によっては、オールインワン化粧品のように洗顔後すぐに使用できるものもあります。
「多分こうだろう」と勘に頼るのではなく、ぜひ裏の説明書きをよく読んでから使用してください。メーカーが一番良いと推奨する方法で使うのがおすすめです。
注意書きをよく読むことは、パックする時間を決めるにあたっても重要です。短すぎると効果が半減するのは分かりやすいですが、実は長くパックすればそれだけ効果が増すというものではありません。シートから水分が蒸発しすぎると、逆に肌を乾燥させかねない恐れもあるのです。
また、湯船につかっているときに使用するとゆったりとリラックスできて良さそうにも思えますが、実は汗で美容成分が流れ出て行ってしまいます。最大限の効果を引き出したい場合には、お風呂上りで汗が引いたあとが良いですね。
シートパックには夜のスキンケアのイメージがありますが、朝用のシートパックも販売されています。基本的に夜用は栄養補給、朝用は水分補給と目的が異なっていますので、夜用のシートパックを朝に使うのはおすすめできません。必要以上の油分を補給してしまい、化粧ノリの悪さや化粧崩れの原因となる可能性もあるのです。
また、シートパックを毎日使ってよいのか?という疑問もわきますよね。
これについては一概には言えないので、使用頻度を裏の説明書きでしっかりと確認することが大切です。1か月分で1000円程度のシートパックと1枚1000円以上するシートパックとでは、使用頻度が異なっていても不思議ではないですよね。
ボタニカルがブームとなっていることもあり、商品によっては植物やフルーツのエキスが入っている場合もあります。アレルギーがある場合には慎重に商品を選ぶようにしましょう。

シートパックは数枚入りから多くても30枚入り程度と、使い切りまでのサイクルがほかの基礎化粧品よりも早いものが多く、いろいろな商品を試せるという楽しみがあります。その時その時で一番気になる悩みにダイレクトにアプローチするケアとして、ぜひ取り入れてみてください。パック後に頬に手をあてたときの、いつもよりもツヤツヤモチモチな感触を満喫してくださいね。