生理は髪をパサパサにする?周期を把握して適切なケアを

健康な女性であっても、一定の身体・精神のコンディションを保ち続けるのは簡単ではありません。いや、簡単ではないというと語弊がありますね。
可能ではない、と表現すればより適切でしょうか。
定期的に生理があるというのは妊娠可能を示し、ヒトという生物として種の保存を考えたときには大変重要な要素です。しかし現代日本においては、どちらかといえば生理に伴う身体的・精神的な波をネガティブにとらえてしまう傾向があります。
PMSという言葉も一般的になってきました。生理前から生理中には不安、イライラといった精神的な症状のほか、身体的にも腹痛、だるさ、熱っぽさ、肌荒れなど挙げきれない症状があります。
では、髪はどうなのでしょう。体同様に髪にもトラブルが起こりがちなことをご存じですか。
生理周期とヘアケアの関係に迫ります。

生理中の髪質の変化

生理中には出血があるので、身体は貧血に近い状態になっています。もちろん出血量には個人差がありますが、男性だとケガをしない限り1年に一度も出血しないこともあると考えれば、女性の定期的な出血がいかに体に負担をかけているか、想像に難くありません。
貧血状態のときには、十分な量の酸素と栄養を毛根に運ぶことができません。また代謝も落ちてしまうのですが、髪の毛はもともと代謝が速い部分なので代謝が落ちると最初に影響を受けます。
結果として、生理中は髪のコシやツヤがなくなってしまい、パサついて抜けやすくなってしまいます。
生理中にはパーマやカラーを控えた方が良いという話を耳にしたことがあるかもしれませんね。その理由は生理中の髪はダメージを受けやすいからなのです。パーマやカラーをするなら生理後から排卵までの2週間のうちがおすすめです。

生理中のヘアケア

ホルモンの影響で髪質が悪くなるのは仕方がないとはいえ、少しでも髪の状態をよく保ちたいですよね。
そのためには、髪の負担になることを避けるのが第一です。前述のパーマやカラーだけではなく、シャンプー剤の使い過ぎやゴシゴシ洗い、ドライヤーのあて過ぎなどをしないよう気をつけましょう。髪に栄養を浸透させ補修してくれるタイプの洗い流すトリートメントを使ったり、いつもより少し重めの洗い流さないトリートメントを使ったりするのも良いですね。
頭皮の血行を良くするために、指の腹を使って優しくマッサージするのもおすすめです。
リラックスして深呼吸できれば、それだけ体の隅々まで酸素と栄養を運ぶことができますので、好きな香りのヘアケア・スキンケア用品で丁寧に髪や体の手入れをする時間を持つことを意識してみてください。

生理中は心身共にデリケートで扱いが難しい時期です。常に良い状態を目指さなくても、波があることを前提として受け入れ、その中で少しでも楽に気持ちよく過ごせる時間を持てると良いですね。
髪を触ってパサつきを感じたら、自分の生理周期も意識してみてください。