ひじ・膝が黒ずむ原因と対処法

 暖かくなって、頬を撫でる風が爽やかな、太陽の光を一身に浴びると気持ちが軽やかになる、そして肌を出した格好が心地良くなる季節が近づいてきています。冬の間は衣服の下で隠れて見えなかったアレやコレの悩みを思い出す季節でもありますね。
 ひじや膝の黒ずみに悩んでいませんか。今回はこの黒ずみの原因と対処法について考えてみましょう。

角質層の厚さ+摩擦

もともとひじや膝は関節部分であり、曲げ伸ばしなど動きが激しく衝撃や圧を受けやすい場所です。結果としてひじや膝は自己防衛として角質層が厚くなってしまいます。
これに加えて、畳での生活は少なくなったとはいえ正座や膝をつく動作をすることもありますよね。行儀が悪いと思いながらも、机に向かいながら肘をついて考え事をすることもあるでしょう。
実はこれらの摩擦によって皮膚に炎症が起き、色素沈着を起こしてしまった結果、黒ずみが発生しているのです。ひじや膝はリンパの流れが悪く、代謝が良くありません。そのためできた黒ずみが消えず、角質層は厚くゴワゴワとなり、冬場などは乾燥で皮膚片がめくれあがってしまうこともあります。

ゴシゴシこするのはNG

ひじ・膝の黒ずみに対処するためには、角質ケア、美白ケア、保湿ケア、そして生活習慣の見直しが重要です。
厚くなってしまった角質層を削りたい気持ちは分かりますが、物理的にゴシゴシとこするのはやめましょう。こする刺激が逆効果となり、余計に悪化させてしまう可能性があります。尿素には皮膚を柔らかくさせる効果がありますので、尿素配合クリームなどを塗るとよいでしょう。ただ即効性はありませんので、2週間から1か月以上はコツコツと塗り続けたいですね。塗るときにも、できるだけこすったり塗りこんだりせず、そっと伸ばすだけにするのがおすすめです。
皮膚が柔らかくなってきたら、美白成分配合の美容液やクリームを塗ってみましょう。また乾燥は炎症を引き起こすきっかけになりますので、継続した保湿ケアも重要です。お風呂上がりのスキンケアタイムには、顔だけでなくデコルテ、手の甲、ひじ、膝など全身で気になるところは全てケアするくらいの意気込みで取り組みたいものです。
スキンケアと並行して、ひじや膝をつく動作をやめるよう意識します。特に膝の黒ずみには床の生活からイスの生活への変更が効果的。正座は美しい姿勢ですが、残念ながら膝が黒ずむ一番の原因となるのです。

ひじや膝の黒ずみの改善には、原因となる摩擦を減らし、スキンケアを継続するという根気が必要です。効果が出てくるまで時間がかかりますが、あきらめずにケアを続けてくださいね。

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